STARTING A RUMKA
ルンカの始まり
愛犬との突然の別れから、もう一度散歩へ出るために。
RUMKAは「同じ悲しい散歩を繰り返さない」という願いから始まりました。
01 / THE DAY EVERYTHING CHANGED
2012年、愛犬かんたとの突然の別れ
2012年、愛犬のかんたを交通事故で亡くしました。あまりにも突然の別れに、私は重いペットロスに陥りました。毎日泣いてばかりで、生きる意味さえ見失いかけていました。
そんな時期に、今度は私自身が交通事故を起こしました。幸い軽傷で済み、そのとき「かんたは、私を連れて行く気はないんだな」と我に返りました。悲しみが消えたわけではありません。それでも、ここで生きていかなければならないのだと思えるきっかけになりました。
かんたの事故から約1か月半後、一緒に暮らしていためいが、散歩へ行きたそうなそぶりを見せました。けれど、以前と同じ首輪とリードを手にすると、「また首輪が抜けたらどうしよう」と怖くて、一歩を踏み出せませんでした。
散歩へ行きたいめいのために、安心して歩ける方法を作ろう。
02 / THE FIRST IDEA
両端金具のリードから生まれた発想
そのとき、手元に両端へ金具が付いたリードがありました。片方を首輪へ、もう片方をハーネスへ、ハンドバッグの持ち手のようにつないでみました。
「これなら、どちらかが抜けても、もう片方が残る。これなら歩けるかもしれない」
そう思った瞬間、携帯電話を取り出し、かんたにお花を供えてくれた犬友達のはるみさんへ、前触れもなく「リードを作りたい!」と電話しました。なぜあのとき、真っ先にはるみさんを思い出したのか。今でも二人で「不思議だね」と話しています。
犬の交通事故について調べると、首輪やハーネスが抜けた、飼い主がリードを落としたという事例が見つかりました。そこで、首輪とハーネスを一本でつなぎ、さらに飼い主の身体へショルダーリードでつなぐ仕組みを考えました。これが、現在の「さくらんぼリード」の原案です。
03 / WHY WE STARTED SELLING
販売することで、伝え続けられる
最初から商品として販売するつもりはありませんでした。考えた仕組みを特許などの権利として形にしたら、そこで終わるのだろうと思っていました。
そんな私の背中を押してくれたのが、2005年から続けていたホームページやブログの読者の皆さんでした。
交通事故で愛犬を亡くすと、突然の別れに加え、「防げたのではないか」という後悔や責任が家族の中に残ることがあります。本当は同じ犬を愛していた家族なのに、悲しみや自責、怒りが重なり、家族の関係にまで深い傷を残すことがあります。
だからこそ、犬を交通事故で亡くしてはいけない。同じ経験をする犬と家族を、ひと組でも減らしたいと思いました。
ブログの記事だけでは、時間とともに流れてしまいます。でも、リードを販売すれば、その先の毎日の散歩で安全について思い出してもらえる。販売することは、商品を売るだけでなく、伝え続ける方法になる。そう思えたことが、RUMKAをブランドとして始める決意につながりました。
販売することは、伝え続けること。04 / THE REFLECTIVE LEASH
神田から渋谷へ。反射リードが生まれた一日
地元のマルシェやブログで販売を続けるうちに、「もっと広い場所へ伝えたい」と考えるようになり、取手市の女性向け創業スクールへ申し込みました。
授業と課題、広告代理店でのパート、ブログ、制作、家事を並行しながら、「どうせ挑戦するなら、この中で一番になるつもりで取り組もう」と決めました。スクールの代表として全国創業スクール選手権へ進み、夜にはスーパーの駐車場へ車を停め、暗唱できるまでプレゼンを練習しました。
ベスト8には届きませんでしたが、「ここで負けてよかったと思えるくらい頑張ろう」と、翌日にはMakuakeへ連絡しました。そして、お客様の「夜に光るリードがほしい」という声を思い出し、反射材メーカーのユニチカ スパークライトへ電話しました。
午前中に神田のユニチカ、午後に渋谷のMakuakeを訪問しました。ユニチカの反射材は当時の私には手が届かず、半ば諦めていました。ところがMakuakeで「すでに販売している商品では難しいけれど、光るリードなら挑戦できる」と言われ、午前中に見た反射材とお客様の声が一本につながりました。
私は渋谷のスクランブル交差点から、ユニチカへ電話をかけました。「白と黄色の反射材を、2メートルずつ分けてください」。届いた反射材を家にあるミシンで縫うと、かろうじて一本のリードにすることができました。
05 / PEOPLE WHO MADE RUMKA
見切り発車と、職人さんとの出会い
設備も制作体制も十分ではありませんでしたが、「きっとできる」と信じてクラウドファンディングを始めました。すると、その直後に夫の鹿児島への転勤が決まりました。
当時、手を痛めていた私に代わり、夫がカシメ打ちを手伝ってくれていました。そこでSNSへ「カシメを打てる人を探しています」と投稿したところ、近所の方が職人さんを紹介してくれました。
話を聞くと、その方は革鞄の修理も手がけ、厚い素材を縫える力のある工業用ミシンを使っていました。カシメ打ちだけでなく、リードの縫製もお願いすることになり、現在までRUMKAの商品を一緒に作ってくれています。
06 / FROM A LOCAL MARKET TO THE WORLD
小さなマルシェから、インターペットへ
クラウドファンディングをきっかけに、さまざまなご縁がつながっていきました。水戸の百貨店へ紹介していただいたときは、本当にうれしかったことを覚えています。
やがて、ハンドメイドマルシェだけでなく、犬と飼い主が一緒に楽しむドッグマルシェが各地で増えていきました。RUMKAもイベントへ出店し、皆さんに会いながら、反射リードを作った理由と「見つけてもらう」ことの大切さを伝えるようになりました。
2023年には、初めて国内最大級イベント「インターペット」への出店を実現しました。家のミシンで反射材を縫っていた頃の私には、想像もできなかった光景です。
会場には、ブログの読者、お客様、遠方の方、そして「海外からRUMKAに会いに来ました」と言ってくださる方まで訪ねてくれました。あまりに多くの方が会いに来てくれたので、思わず「これは私の生前葬なのだろうか」と思ってしまったほどです。
はるみさん、金具メーカー、ユニチカ、職人さん、ブログの読者、そしてお客様。一つの出会いが次の出会いを呼び、RUMKAをここまで連れてきてくれました。
OUR PROMISE
同じ悲しい散歩を、もう繰り返さない
この思いは、最初の一本を作ったときから変わっていません。これからも、犬と人が安心して楽しく歩ける時間を作るために、RUMKAは「ルンルン散歩を、かたちに。」していきます。
RUMKAの商品を見る
STARTING A RUMKA
ルンカの始まり
愛犬との突然の別れから、もう一度散歩へ出るために。
RUMKAは「同じ悲しい散歩を繰り返さない」という願いから始まりました。
01 / THE DAY EVERYTHING CHANGED
2012年、愛犬かんたとの突然の別れ
2012年、愛犬のかんたを交通事故で亡くしました。あまりにも突然の別れに、私は重いペットロスに陥りました。毎日泣いてばかりで、生きる意味さえ見失いかけていました。
そんな時期に、今度は私自身が交通事故を起こしました。幸い軽傷で済み、そのとき「かんたは、私を連れて行く気はないんだな」と我に返りました。悲しみが消えたわけではありません。それでも、ここで生きていかなければならないのだと思えるきっかけになりました。
かんたの事故から約1か月半後、一緒に暮らしていためいが、散歩へ行きたそうなそぶりを見せました。けれど、以前と同じ首輪とリードを手にすると、「また首輪が抜けたらどうしよう」と怖くて、一歩を踏み出せませんでした。

02 / THE FIRST IDEA
両端金具のリードから生まれた発想
そのとき、手元に両端へ金具が付いたリードがありました。片方を首輪へ、もう片方をハーネスへ、ハンドバッグの持ち手のようにつないでみました。
「これなら、どちらかが抜けても、もう片方が残る。これなら歩けるかもしれない」
そう思った瞬間、携帯電話を取り出し、かんたにお花を供えてくれた犬友達のはるみさんへ、前触れもなく「リードを作りたい!」と電話しました。なぜあのとき、真っ先にはるみさんを思い出したのか。今でも二人で「不思議だね」と話しています。
犬の交通事故について調べると、首輪やハーネスが抜けた、飼い主がリードを落としたという事例が見つかりました。そこで、首輪とハーネスを一本でつなぎ、さらに飼い主の身体へショルダーリードでつなぐ仕組みを考えました。これが、現在の「さくらんぼリード」の原案です。
03 / WHY WE STARTED SELLING
販売することで、伝え続けられる
最初から商品として販売するつもりはありませんでした。考えた仕組みを特許などの権利として形にしたら、そこで終わるのだろうと思っていました。
そんな私の背中を押してくれたのが、2005年から続けていたホームページやブログの読者の皆さんでした。
交通事故で愛犬を亡くすと、突然の別れに加え、「防げたのではないか」という後悔や責任が家族の中に残ることがあります。本当は同じ犬を愛していた家族なのに、悲しみや自責、怒りが重なり、家族の関係にまで深い傷を残すことがあります。
だからこそ、犬を交通事故で亡くしてはいけない。同じ経験をする犬と家族を、ひと組でも減らしたいと思いました。
ブログの記事だけでは、時間とともに流れてしまいます。でも、リードを販売すれば、その先の毎日の散歩で安全について思い出してもらえる。販売することは、商品を売るだけでなく、伝え続ける方法になる。そう思えたことが、RUMKAをブランドとして始める決意につながりました。
04 / THE REFLECTIVE LEASH
神田から渋谷へ。反射リードが生まれた一日
地元のマルシェやブログで販売を続けるうちに、「もっと広い場所へ伝えたい」と考えるようになり、取手市の女性向け創業スクールへ申し込みました。
授業と課題、広告代理店でのパート、ブログ、制作、家事を並行しながら、「どうせ挑戦するなら、この中で一番になるつもりで取り組もう」と決めました。スクールの代表として全国創業スクール選手権へ進み、夜にはスーパーの駐車場へ車を停め、暗唱できるまでプレゼンを練習しました。
ベスト8には届きませんでしたが、「ここで負けてよかったと思えるくらい頑張ろう」と、翌日にはMakuakeへ連絡しました。そして、お客様の「夜に光るリードがほしい」という声を思い出し、反射材メーカーのユニチカ スパークライトへ電話しました。
午前中に神田のユニチカ、午後に渋谷のMakuakeを訪問しました。ユニチカの反射材は当時の私には手が届かず、半ば諦めていました。ところがMakuakeで「すでに販売している商品では難しいけれど、光るリードなら挑戦できる」と言われ、午前中に見た反射材とお客様の声が一本につながりました。
私は渋谷のスクランブル交差点から、ユニチカへ電話をかけました。「白と黄色の反射材を、2メートルずつ分けてください」。届いた反射材を家にあるミシンで縫うと、かろうじて一本のリードにすることができました。
05 / PEOPLE WHO MADE RUMKA
見切り発車と、職人さんとの出会い
設備も制作体制も十分ではありませんでしたが、「きっとできる」と信じてクラウドファンディングを始めました。すると、その直後に夫の鹿児島への転勤が決まりました。
当時、手を痛めていた私に代わり、夫がカシメ打ちを手伝ってくれていました。そこでSNSへ「カシメを打てる人を探しています」と投稿したところ、近所の方が職人さんを紹介してくれました。
話を聞くと、その方は革鞄の修理も手がけ、厚い素材を縫える力のある工業用ミシンを使っていました。カシメ打ちだけでなく、リードの縫製もお願いすることになり、現在までRUMKAの商品を一緒に作ってくれています。
06 / FROM A LOCAL MARKET TO THE WORLD
小さなマルシェから、インターペットへ
クラウドファンディングをきっかけに、さまざまなご縁がつながっていきました。水戸の百貨店へ紹介していただいたときは、本当にうれしかったことを覚えています。
やがて、ハンドメイドマルシェだけでなく、犬と飼い主が一緒に楽しむドッグマルシェが各地で増えていきました。RUMKAもイベントへ出店し、皆さんに会いながら、反射リードを作った理由と「見つけてもらう」ことの大切さを伝えるようになりました。
2023年には、初めて国内最大級イベント「インターペット」への出店を実現しました。家のミシンで反射材を縫っていた頃の私には、想像もできなかった光景です。
会場には、ブログの読者、お客様、遠方の方、そして「海外からRUMKAに会いに来ました」と言ってくださる方まで訪ねてくれました。あまりに多くの方が会いに来てくれたので、思わず「これは私の生前葬なのだろうか」と思ってしまったほどです。
はるみさん、金具メーカー、ユニチカ、職人さん、ブログの読者、そしてお客様。一つの出会いが次の出会いを呼び、RUMKAをここまで連れてきてくれました。
OUR PROMISE
同じ悲しい散歩を、もう繰り返さない
この思いは、最初の一本を作ったときから変わっていません。これからも、犬と人が安心して楽しく歩ける時間を作るために、RUMKAは「ルンルン散歩を、かたちに。」していきます。
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